| PART-2 チョークについて |
チョークとは、エンジン始動時にガソリン濃度の濃い混合気を
エンジンに吸い込ませ、始動を容易にするする機能です。
キャブレター仕様のエンジンで、オートチョークなどの
自動調整機能がついていないもので、エンジンが冷めている場合は
チョークを適正に使用する事で容易な始動を行う事が出来ます。
適正な利用が出来ないと、プラグを被らせたりして使い物にならなくなってしまいます。
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“チョーク”は文字通り窒息させるという意味で、その意味どおり空気の流入を絞り込んで結果的に混合気のガソリン濃度を上げるチョークタイプと、空気の流入を絞り込むのでは無く直接ガソリンの流入量を増やすエンリッチタイプと呼ばれるものなどもありますが、それらのタイプを含めて一般的に『チョーク』と呼んでいます。
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| ■チョークスイッチの使用ミス |

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ヤマハエンジンに多いタイプ
チョークボタンを上方向に押し上げながらセルモーターを回します。
よくあるミスは、キーは回さず、何度もチョークボタンを上下にカチカチと作動させ、チョークが機能していると勘違いし、チョークボタンから手を離したあとにセルを回しているパターンです。これではチョークは機能しません。
必ず、チョークボタンを上に押し上げたままセルを回してください。 |

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マーキュリーエンジンによくあるタイプ
キーを押し込みながらセルモーターを回します。
上のタイプと同様で、いくらキーを押したり引いたりしてもチョークは機能しません。必ずキーを押し込みながら回して始動してください。 |
| ■ランヤード(キルスイッチコード)の付け忘れ |
ランヤードを付けないまま、気づかずに一生懸命セルを回してしまうことが稀にあります。
そのままでは絶対に始動しませんし、プラグを被らせてしまう場合があります。
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| ■エンジン本体のチョークノブ |
キーの周りにあるチョークスイッチと、エンジン本体側のチョークノブは基本的には同じ機能を持つものですので、大型船外機を積んだバスボートの場合、わざわざエンジン側のチョークノブを利用する事は殆どありません。ごく稀にですが、キー側のチョークスイッチの不調ではなく、利用方法を正しく理解せず故障と思い込み、わざわざエンジン側のチョークノブを利用している方も居られます。それでも始動は出来ますが、その場合はチョークの戻し忘れにご注意ください。きちんと戻していないとプラグを被らせてしまう場合があります。
以上、初心者にありがちなミスを掲載してみました。
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ここではあえてチョークを正しく使った始動方法について書きませんでしたが、それはお客様のボートにより、ある程度クセやコツのようなものが有り、すべてのボートに共通の普遍的な始動方法というものが無いからです。ご自身のボートに慣れ、コツを掴んでみてください。
一つだけ、自分が正しくチョークを利用できているかの判断目安として、早朝のエンジン始動は何度も何度もセルを回さなければ掛からないが、一旦エンジンがかかり暖まった後は一発で始動するという場合です。このような場合はご自身が適正なチョーク操作が出来ていないという目安になります。適正なチョーク利用が出来ていれば、冬の早朝などでも、一回から数回セルを回せばキチンと始動できるように設計・セッティングされているのです。
いつも最後はこのような書き方になり申し訳ないですが、文章で表現するのはとても難しく、誤解を招く危険もあります。もしエンジン始動について困っておられましたら遠慮なくスタッフや先輩方に聞いてみてください。見本を見せてもらうと案外簡単なものですよ。 |
| 2003.2.15 VITAL SPIRIT 菱田/辻本 |
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